肥満にもいろいろあります!あなたは? [肥満]
肥満とは?
肥満の定義はなんでしょうか?もちろん体重が重いと言うことで間違いないのですが・・・
それでは適正体重とは?
日本肥満学会によると、肥満が原因とされる疾患に成りにくい体重を適正体重としております。
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肥満が原因でおこると言われている疾病は
(1)2型糖尿病、耐糖能障害
(2)脂質代謝異常
(3)高血圧
(4)高尿酸血症・痛風
(5)冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
(6)睡眠時無呼吸症候群
(7)脂肪肝
(8)月経異常など・・
その数値は、BMI(Body Mass Index):肥満指数と言われる指数で
あらわされます。
身長と体重で計算が可能で、以下の式でBMIが計算できます。
たとえば身長170cmで体重60㎏の人のBMIは
BMI=60÷(1.7×1.7)=20.8で普通体重となります。
BMIの判定については以下の通り
やせていれば健康なの?
それでは、BMIが25未満であって低ければ低いほど良いのかと言うとそうでもなく、今度は低体重(やせ)となってしまいます。
疾病合併率とBMIの関係を見てみると、BMIが大きい肥満の人ほど疾病合併率は増える傾向になるのは想像できますが、やせている人も適正体重の人と比べると疾病合併率が大きくなっていることがわかります。
日本肥満学会
これらの研究から適正体重として、BMIで男性22.2 女性21.9と言われております。
肥満と脂肪の関係
肥満となると、脂肪が体に蓄積されていると考えられますが、その脂肪が体のどこに蓄積されるかも最近は重要となっております。
皮下脂肪・・・皮膚の下に蓄積された脂肪(おなか周りなどにつきやすい)
内蔵脂肪・・・おなかの中にある内臓に蓄積される脂肪
体にとって病気の危険度が高いのは内臓脂肪。内臓脂肪は、内臓周りや筋肉などに蓄積されることによりメタボリックシンドロームと呼ばれ、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常、動脈硬化など)を引き起こすと言われております。
男女で内臓脂肪を調べたデータでは、脂肪面積100㎠以上から生活習慣病の疾病につながるとあり腹囲の関係があることがわかりました。
日本内科学会資料より
腹囲(へそ周り)では
男性85cm以上
女性90cm以上
をメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)と言われております。
内臓脂肪はどのように測るの?
内臓脂肪は、BMI指標ではなくおなか周りをメジャーで測ることでわかります。
測りかた
厚生労働省資料
内臓脂肪を減らすには?
生活習慣の改善が必要となります。
①運動習慣の取り組み
内臓脂肪を減らすには、余分に蓄えた脂肪を消費エネルギーを増やすことで、内蔵脂肪を減らすことができると言われております。内臓脂肪を減らすことで、脂質異常、高血圧、血糖値の改善につながります。
②食生活の改善
暴飲暴食など、乱れた食生活は内臓脂肪の蓄積につながります。栄養バランスを考えた食生活習慣を心がけることで、内臓脂肪の蓄積を抑えることが可能となります。
適度の運動と、バランスの良い食生活を意識して、危険な疾患発症になる前にメタボリックの改善を心がけたいものです。
素朴な疑問?
日本人はどのくらい肥満が進んでいるの?また、外国と比べてどうかなど疑問もわいてきます。これらは、次回考えてみたいと思います。
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肥満の定義はなんでしょうか?もちろん体重が重いと言うことで間違いないのですが・・・
それでは適正体重とは?
日本肥満学会によると、肥満が原因とされる疾患に成りにくい体重を適正体重としております。
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肥満が原因でおこると言われている疾病は
(1)2型糖尿病、耐糖能障害
(2)脂質代謝異常
(3)高血圧
(4)高尿酸血症・痛風
(5)冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
(6)睡眠時無呼吸症候群
(7)脂肪肝
(8)月経異常など・・
その数値は、BMI(Body Mass Index):肥満指数と言われる指数で
あらわされます。
身長と体重で計算が可能で、以下の式でBMIが計算できます。
たとえば身長170cmで体重60㎏の人のBMIは
BMI=60÷(1.7×1.7)=20.8で普通体重となります。
BMIの判定については以下の通り
やせていれば健康なの?
それでは、BMIが25未満であって低ければ低いほど良いのかと言うとそうでもなく、今度は低体重(やせ)となってしまいます。
疾病合併率とBMIの関係を見てみると、BMIが大きい肥満の人ほど疾病合併率は増える傾向になるのは想像できますが、やせている人も適正体重の人と比べると疾病合併率が大きくなっていることがわかります。
日本肥満学会
これらの研究から適正体重として、BMIで男性22.2 女性21.9と言われております。
肥満と脂肪の関係
肥満となると、脂肪が体に蓄積されていると考えられますが、その脂肪が体のどこに蓄積されるかも最近は重要となっております。
皮下脂肪・・・皮膚の下に蓄積された脂肪(おなか周りなどにつきやすい)
内蔵脂肪・・・おなかの中にある内臓に蓄積される脂肪
体にとって病気の危険度が高いのは内臓脂肪。内臓脂肪は、内臓周りや筋肉などに蓄積されることによりメタボリックシンドロームと呼ばれ、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常、動脈硬化など)を引き起こすと言われております。
男女で内臓脂肪を調べたデータでは、脂肪面積100㎠以上から生活習慣病の疾病につながるとあり腹囲の関係があることがわかりました。
日本内科学会資料より
腹囲(へそ周り)では
男性85cm以上
女性90cm以上
をメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)と言われております。
内臓脂肪はどのように測るの?
内臓脂肪は、BMI指標ではなくおなか周りをメジャーで測ることでわかります。
測りかた
厚生労働省資料
内臓脂肪を減らすには?
生活習慣の改善が必要となります。
①運動習慣の取り組み
内臓脂肪を減らすには、余分に蓄えた脂肪を消費エネルギーを増やすことで、内蔵脂肪を減らすことができると言われております。内臓脂肪を減らすことで、脂質異常、高血圧、血糖値の改善につながります。
②食生活の改善
暴飲暴食など、乱れた食生活は内臓脂肪の蓄積につながります。栄養バランスを考えた食生活習慣を心がけることで、内臓脂肪の蓄積を抑えることが可能となります。
適度の運動と、バランスの良い食生活を意識して、危険な疾患発症になる前にメタボリックの改善を心がけたいものです。
素朴な疑問?
日本人はどのくらい肥満が進んでいるの?また、外国と比べてどうかなど疑問もわいてきます。これらは、次回考えてみたいと思います。
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2015-02-01 11:56
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